新宿御苑


2012年12月2日

ずいぶん寒くなりました。
秋も深まって紅葉の季節です。
遠くまで紅葉狩りに行くのは疲れますので
今回僕たちは近いところで紅葉を楽しむことにしました。

聞けば新宿に紅葉の名所があるっていうじゃないですか。
新宿御苑と言うところだそうです。
地下鉄に新宿御苑っていう駅があるし
前からなんだろうって思っていたんですね。
公園なんですね、紅葉の。
で、うちのほうからは副都心線で新宿三丁目で降りて
少し歩くと新宿御苑があるわけです。
世界堂の脇を入ったあたりですね。

新宿御苑新宿門。他に大木戸門、千駄ヶ谷門があります。
憧れの新宿御苑は善男善女であふれていました。
平均年齢は少し高めな印象でしたが若い人も決して少なくはなくて
苑内の秋の草木を楽しむ心の清い人たちがきているという印象です。
秋を愛する人は心深き人でしたっけ。

御苑の中の心のオアシス「レストラン百合の木」。
新宿三丁目駅付近で昼食をすませるつもりだったのですが
つい心はやって御苑に突入してしまった僕たちは
レストランゆりのきと言うところで昼食をとりました。
ハンバーグランチ美味しかったです。
自動ドアのそばで寒かったです。
お腹がいっぱいになった僕たちは広大な苑内をさまよい歩きます。
どちらに向かって歩いても見事な紅葉に圧倒されます。
どこから見ていけばよいのかわからない広さです。

広々苑内通路。ここをゴーカートで走りたい。
苑内を縦横に走る舗装路も広々としていて苑内整備のクルマが動きやすそうです。
それでいてゴミが散らかっている様子はなくて大変整然と整備されています。
苑内の木々にはそれぞれ丁寧に名前が書いてあります。
興味がある人には嬉しいサービスなんでしょうね。


どうだ、と言わんばかりの銀杏の大木。
歩いていくと銀杏の大木を見ました。
周りの人の大きさから比べてこの大木の大きさが想像できますね。
しかし新宿御苑にはこのクラスの大木があちこちに沢山見られます。
本当にすごい公園です。

新宿御苑には最近リニューアルオープンした温室があります。
最新式の温室で内部も広々とかつ趣向を凝らした素晴らしいものです。
館内には初めて見るようないろいろな植物が展示されていました。

温室みたいなガラス張りですがここは温室ですから。
温室内には池も作られていて水生の植物が展示されています。
それぞれに名前が書いてあります。
興味がある人には嬉しいサービスなんでしょうね。

団体写真ツアーの皆様。
温室見学のあとさらに奥に進むと団体さんが紅葉の写真を撮っていました。
枝を下から見上げて紅葉の葉が太陽のバックライトに照らされて
美しく輝く写真を撮っているのですね。
こんな具合に。

今はコンパクトデジタルカメラ(以下コンデジ)でもこの写真とれちゃうんですからすごいですね。

苑内には首からカメラをぶら下げた素人写真家が大勢来ていて
あちらでもこちらでもカシャカシャとシャッターを切っています。
それもデジタル一眼レフカメラ(以下デジイチ)率が高いので驚きました。
今はデジイチ持っている人が多いんですね。
かくいう小生も写真下手なくせに安いデジイチを一つ持っています。
新宿御苑にはこんなにデジイチが似合うとは思っていませんでした。
僕もデジイチ持ってくれば良かったです。
何で持ってこなかったんだろう、と反省しきりです。
(だって重いんだもの)
デジカメは昔の銀塩カメラと違って
シャッターを切ってもその都度高いフィルムを消費しないので
気楽にシャッターが切れるのがいいですね

坂を下ると池がありましてそこに美しい水鳥が泳いでいました。
手持ちのコンデジで望遠で拡大して写真に納めました。

きれいな鳥ですね、名前はまだありません、ウソ。
コンデジだってちゃんと写真撮れます、ふん。

そろそろ歩き疲れて日本庭園ゾーンに迷い込んだころには
新宿御苑のあまりの懐の深さに当惑気味です。
だいいちここが都心部なのをすっかり忘れていました。
もうかえんなくちゃって思っていました。

日本庭園の見事さを写真に撮らずにはいられません。

それから僕たちは新宿御苑のスタッフを見つけて新宿門までの道を教えてもらって
めでたく帰路についたのでした。

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