亀戸天神社




2005年11月06日


亀戸天神社
亀戸の天神様に出かけて参りました。
うちの方からは東京をまたいで反対側なので
いささか遠い感じがします。
まずは有楽町線で飯田橋に出てJRの総武線に乗り換えます。
画面左のオレンジ色の電車は中央線です。えへへ。

JR飯田橋駅ホーム、向こうに法政大学が見えます。
ここからひとあしで亀戸であります。
あっけないくらいです。
今まで足を踏み入れてなかったのが不思議なくらいの近さであります。
亀戸の駅はお洒落な駅ビルが併設されておりまして
若者が買い物するのに困らないようになっています。

亀戸駅駅ビル。
しかし駅を降りて街に出ると
通りに面した商店は多様な品揃えで
いろいろな年齢に対応しているようです。
そのことがこの街の雰囲気を落ち着かせているようでした。
地に足がついている感じですね。

駅でもらった地図に従って亀戸天神を目指します。
亀戸駅に隣接して走る通りは明治通りでありまして
亀戸駅のそばは亀戸十三間通り商店街というのがあるようです。
なるほど確かに繁華な商店街であります。

洋品店が比較的多くて
少々派手目な婦人服などが所狭しと飾られております。
「ああ、こういうの着てる人いるよなぁ」という感じですね。
いいかんじに大阪風なんですね。
着る人が着ると似合うんですよね。

他にパチンコ屋さんとか焼鳥屋さん、
整形外科医院接骨院が目につきましたですね。
気のせいですかね。

途中蔵前橋通りと交差して左折をします。
その曲がり角に昔ながらの豆屋さんがありました。
ガラスをはめ込んだ木製のケースを沢山並べて
その中に何種類もの豆を入れてこれを量り売りにしている様子です。
なかなか興味深かったです。
で、
更に驚いたのはその店の店先がオープンなのを良いことに
鳩が自由に出入りしているのです。
もちろんケース内の豆には関係ないことですが
量り売りからこぼれた豆を鳩がねらっているようですね。
何ともおおらかな風景でした。

この角から数分歩くと天神様です。
道沿いに手作りパンの店がありました。
この店では亀の形に焼いたパンを売っておりました。
さすが亀戸天神の街であります。
亀パンは僕たちを魅了しました。

更に歩くといよいよ亀戸天神社であります。
何せ天神様でありますから学問の神様ですね。
受験生を抱える我が家としては
是非お願いしたい儀がありますので
何はともあれお参りをさせていただくことにします。

美味しそうな船橋屋さんのくず餅。食べたかったです。
境内に入っていきますと
太鼓橋と呼ばれる湾曲の強い橋があります。
そのたもとで頭巾をかぶったおじさんが
縁起物の打ち出の小槌を売っておりました。

階段で登る太鼓橋。画面右におじさん。
おじさんは目の前でこの打ち出の小槌の中に
小さな小さな六つのひょうたんと恵比寿様と大黒様と
カエルとサイコロを入れてくれるのです。
どれも縁起が良いというお話です。

金ピカの小槌です。
僕はその実演販売に興味を持ちましたが
これを購入するかどうかは
お参りをしてから考えることにしてまずは太鼓橋を渡ることにしました。

両脇は藤棚?参道は狭いです。
参道はかなり狭くて
童謡「とおりゃんせ」の「細道」はここのことかと思うほどでした。
いや、どうも違うらしいです。
埼玉県の三芳野神社と言うところらしいですよ。

ちょうど七五三のシーズンでありまして
大勢の七五三の家族連れの方が来ていました。
皆さん小さいお子さんの記念写真を撮るのに大忙しです。
写真の邪魔にならないように歩くのが大変なほどでした。

七五三で大混雑です。
参拝をしてお願いをすませた後階段を下りると
沢山の絵馬を見かけました。
皆さん受験の願い事で一杯でした。
いっぱい勉強しても
最後は天神様にお願いしちゃいますね、やっぱり。

境内を一巡りしたら
さっきの打ち出の小槌を売っているところに戻りました。
おじさんの実演に感じて僕は一つ小槌を買ってしまいました。
僕に幸多かれ!

その後僕たちはもう一つの誘惑にも抗しきれず
亀パンの店にも立ち寄りました。
ここには親亀子亀孫亀の三点セットが売っているのですが
僕たちはそれでは多すぎるので子亀と孫亀だけ買いました。
それだけで充分楽しいです。

家でお皿にのせたところ。

そのまま商店街を歩いてみましたが
かなり疲れてきたのでこの辺で切り上げて帰ることにしました。
今回も近い街の割に充実した小旅行に満足の僕たちなのでした。

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