横浜中華街、お台場




2004年06月19日


横浜中華街、お台場
ここ数日の左膝の痛みをおして横浜に行ってみることにしました。
と言っても土曜日の午後仕事が終わってからですから
遅めのお昼のあと出かけるのもゆっくりです。
今回は膝をかばって車で出かけることにしました。
たまには乗らないと車も壊れるし。
横浜まで車で出かけるのは非常に久しぶりであります。

中華街は最近みなとみらい線が乗り入れて
東京方面からのアクセスが良くなったせいか沢山の観光客で混雑しています。
僕たちもそのみなとみらい線で行く予定だったのですが
今回は左膝をかばって車で出かけたというわけですね。

横浜中華街を歩くのは昨年10月以来ですので8ヶ月ぶりですね。
あのときは横浜ニューグランドでお食事をして
洋館巡りをするというコースでした。
今回は膝をかばって(こればっかり)中華街散策にとどめることにします。

中華街は何度来ても目を楽しませてくれるもので一杯です。
怪しい人の顔のお面とか
てろてろのチープな感じのチャイナ服とか
ごちゃごちゃ使いにくそうなストラップとか
満艦飾の中華料理店とか
異文化との遭遇でありますね。

                                              中華街に到着
この日も車輪を付けたかごの中にカラスのような鳥を入れて
町中を練り歩いているおじさんを見かけました。
珍しいので写真を撮ろうとして見ていたら
そのおじさんと目があっておじさんが僕に
右手の人差し指と左手の人差し指で×を作って見せて
写真を撮るなということのようでした。
残念ですが写真はあきらめたのでした。

               中華街には若者からお年寄りまで幅広い年齢の人が集まりますね
街行く人を見ると若者や家族連れが多いようですが
それとは別に明らかに団体さんとおぼしき人達を見ます。
地方からの旅行でも中華街はツアーに組み込まれる価値がありますものね。
でも中には白人の団体の人達もお見かけしてなんだか不思議な気分になります。
日本を見に来て中華街で時間を過ごしてどうするのかと思いますね。
もっと見るべきところが他にあるだろうと言ってやりたくなります。
もっと日本らしいところ(たとえば秋葉原とか)に行った方がよいですね。

                                        豪華満艦飾中華料理店
趣向を凝らした中華風の建物の料理店があちこちに見られますが
豪華というかダサイと言うか、不思議な雰囲気ですね。
結局中国の人と日本人は感性が違うんでしょうね。

                                           絢爛豪華の關帝廟
中華街の中に関帝廟というお寺があります。
横浜開港と同時に住み始めた中国人が
幕末の頃にこのお寺を建てたのだそうです。
今の建物は四代目なのだそうです。
参拝の人が絶えないお寺と言うことです。
昔、香港に旅行したときに見たお寺と似た感じです。

中華街をだいぶ歩き回ってそろそろ疲れてきましたので
家に帰って休むことにしまして
とりあえず駐車場に向かいました。
そう言えば僕は膝が痛いのであります。
幸い運転は左足を使わないので行き帰りは左膝に負担が無く安心です。

山下公園にも沢山の人が遊んでいて
完璧な関西弁を話す外国人が大道芸をやっていました。

                                            横浜マリンタワー
山下公園そばのマリンタワーには3年前に行きました。
エレベータ係のおじさんにだまされて階段で上まで登ったのも今は昔
あのあと腰が痛くなって今また膝が痛くなったこの身には
もう考えられない暴挙であります。
良くあんな事が出来たものです。
たった3年ですっかり老化したのでしょうか?

                        山下公園沿いの街路。日本じゃないみたいですね
上の写真はそのマリンタワーあたりの街路です。
絵になる風景ですね。

このまま帰るもなんだかもったいない気がして
横浜からの帰り道にお台場に寄って夕食を食べていくことにしました。
お台場は高速道路では帰り道の途中ですね。
デックスの駐車場に車を入れて和食の店に入ってテラスの席に陣取ったところ
すぐ下の階で路上ライブならぬデッキ上ライブをやっていました。
「アルキメデス」というグループだと言うことでしたが小生にはよく分かりません。
歌は非常にうまくて早晩この人達はメジャーになるものと思われます。
いやもうメジャーなのかも。

                                      アルキメデスというグループ
彼らはデッキのかなり良いところでライブをやっていました。
高い音楽性があるからこの場所を使わせて貰えるんですね。
あるいはデックスが雇ったライブなのかも知れません。
見事な音楽でした。
あのくらい上手じゃないと人には聞いて貰えないんだなって思いますし
あのくらい上手だと歌が楽しいだろうなって思いますね。
この写真の一時間後にここを通りかかったら聴衆はこの3倍位になっていました。

                                      夕闇迫るレインボウブリッジ
こうしてみると眼下のお台場海浜公園は
レインボウブリッジを挟んで東京の方を向いているのだと言う
当たり前のことを再認識します。

お台場の海には沢山の屋形船が浮かんでいました。
あの屋形船はどこで申し込めば乗れるのかなって思いますね。
そのうち一度乗ってみたいものであります。

    お台場に浮かぶ屋形船、少々過密気味です。屋根の上に乗れるのは羨ましいですね
食事のあとは腹ごなしにデックス内部を歩き回ります。
膝の痛みは?
デックスの中には小香港とか昭和の頃を模した商店街などがあって楽しいのです。
小香港は今見てきたばかりの横浜中華街とだぶって不思議な気分でした。
狙いはちょっと(かなり)違うんですけどね。

商店街は僕らの子供時代の風景をかなり忠実に再現してあって
僕らの世代にはたまらないですね。
僕はもう何回も来ましたが未だにここに来るのは楽しいです。

                                   デックス内の台場一丁目商店街

                                台場電鉄の昭和駅、実はエレベーター
しばらくぶらぶらして再びデッキに出てみたら外はもう真っ暗でした。
東京方面は素晴らしい夜景に変わっていました。
特にライトアップされたレインボウブリッジと東京タワーが圧巻です。
屋形船の明かりまでも美しく見えてくるから不思議ですね。

              デックスから見たレインボウブリッジの夜景。非常に美しい景色です

土曜日の午後車で出かけた横浜中華街と
気まぐれで立ち寄ったお台場でしたが
非常に濃い数時間を過ごすことが出来ました。
たまには車も良いですね。

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