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小生は未だ目黒界隈を散策したことが無くて
いずれ機会を見てと思いながらこの年になってしまいました。
小さいときから落語が好きだったので目黒と言えば
「目黒のサンマ」を思い出す程度で
およそ見当はずれの認識であります。
思い立って今回は少し目黒を歩くことにしました。
ほんの少しだけです、ご容赦を。
簡単に言えば
「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルにもなったという
目黒雅叙園を見学しようと言うわけですね。
JR山手線の目黒駅を降りて西側に出ます。
行人坂を下って雅叙園に向かう途中
あの有名なホリプロの社屋を見ました。
意外に小さい印象です。

意外に小さいホリプロ本社ビル
それともどこかほかの所にもっと大きい社屋を構えているのでしょうか?
行人坂の途中に
大円寺という興味深いお寺をお見かけしました。
大円寺開祖の大海法師が修験道行人派だったため
ここの坂を行人坂と呼んだそうです。
明和9年この寺より出火した大火がありこのときの死者を弔う
500羅漢が境内にあります。

左端の方には水子を供養するための小さな石仏も沢山並んでいました
ここを出て更に坂を下るといよいよ目指す目黒雅叙園です。
目黒雅叙園はさすがの壮麗な建物に入る前からびっくりです。

普段物事を気にしない小生も今朝髭を剃り忘れたのが気になるほどの格式です
結婚式が多いらしくて礼装の老若男女が大勢出入りしています。
玄関付近にお七の井戸がありまして
これは娘の恋路を邪魔しちゃいけないと言う暗示でしょうか。

お七の井戸
目黒雅叙園は中に入ってみると壮麗な外観に負けない
豪華な内装で有りまして
大胆な吹き抜けと建物内建物が不思議な仮想屋外を作っています。

屋内なのに屋外
その建物の内装がなんと言いますか
普通とはちょっと違う感じの豪華さなのであります。
はっきり言って趣味が悪いんですね。
柱と床と天井の飾り物のバランスが悪いんです。
それでいて一つ一つには安っぽさを感じないんですね。
趣味が悪いなりに作者の目指す豪華さがわかるような気がします。
品物がよいから雑然とした内装が豪華に見えるわけですね。
どこかに和風バロックと書いてありましたが
まったくその通りなのであります。
思うにこれは明治初期の貴族趣味の和洋折衷なのですね。

雅叙園ワールドへようこそ
それにしてもバロックもここまで来ると本物でありまして
それはそれは格式高い雰囲気を醸し出しています。
その格式が結婚式を執り行うのにちょうど良い訳なんですね。
雅叙園の廊下を純白のウエディングドレスをまとった新婦さんがしずしずと歩く様子は
いつか見た映画の一コマのようで素晴らしいものがあります。
幸い館内見学中にお昼時になりましたので
ランチを食べてみることにいたしまして
ステーキハウス「ハマ」に入りました。
ステーキハウス「ハマ」はいわゆる鉄板焼ステーキのお店でありまして
客の目の前でコックさんが肉を焼いて見せてくれます。
目の前で人が見ているやりにくさにもめげずに
非常に手際よくお肉を焼き上げるコックさんに感心しながら
おいしいおいしい焼き肉を堪能したのでありました。
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