横浜




2001年04月28日


横浜
横浜のみなとみらい地区に明治の煉瓦倉庫を利用した
赤レンガパークなる施設が出来たと言うじゃないですか。
テレビのレポートを見ていると
みんなでビールなんか飲んじゃってなんだかとっても楽しそうです。
これは行ってみるしかないじゃないですか。
馬には乗ってみろ、ビールは飲んでみろって言うじゃないですか。
そういうわけで家内と二人で横浜に行ってみることにしたんです。

最近湘南新宿ラインなるものがJRに走っておりまして
これを使うと池袋から40分ほどで横浜に到着します。
そこから普通に乗り換えて桜木町に降り立つと
目の前にはあのランドマークタワーがそびえ立っています。(いよっ!日本一!)

この摩天楼を眺めながら汽車道なる明治以来の線路に沿った遊歩道を通って
これまた明治の雰囲気を伝える赤レンガパークに行ってみることにしました。

汽車道
連休の初日だったせいか汽車道は大変な混雑で
どうやらみんな赤レンガパークに行くみたいです。
まったく、日本人ときたら
ちょっとテレビで放送されるとまるでイナゴの大群のように
どっと繰り出すんだからイヤになっちゃいます。

おまえはどうなんだというつっこみは無視して話を進めます。

汽車道から海越しに見るみなとみらい自慢のビル群はなかなか壮観です。
同じ風景を夜に来て見るとビルの明かりが海に映えて
素晴らしい夜景を見ることが出来ます。
ずっと以前、冬に一度見たことがあるんです。

赤レンガパークはやっぱり大混雑でした。
何しろ建物の中に入るだけでもうすでに長蛇の列なのです。

僕たちはこの長蛇の列に並んで自分の時間を浪費する気にはなれなくて
転進して山下公園から横浜中華街方面に向かいました。
これがまたあなた、いい遊歩道が出来ているんです。
もちろん人がいっぱいでしたけど。
途中この遊歩道から赤レンガパークを振り返ると結構なかなかの見応えで
「赤煉瓦は遠くから見るにしかず」ということわざも頷けます。
(そんなことわざはありません)

右側半分の横に長い建物が赤レンガパークですね。
真ん中の半月上の建物はインターコンチネンタルホテルですね。

中華街に着いたのはお昼もとっくに回って午後3時頃だったのにもかかわらず
食欲の盛んな観光客でいっぱいで
いろいろな店が店頭で
肉まんとかソフトクリームとかわけのわからないものとか
おもいおもいの食べ物を売っています。

中華街っていつ行っても混んでますね。
僕たちは食事がしたかったので
ころあいの店があったら入ろうと思っていたのですが
どこの店に入ったらいいのかわかりません。
かといってここでも並ぶのはイヤです。
手近にあったすいてそうな店に入って昼食をとることにしました。
はずれでした。

気を取り直して
元町を歩いてみることにしました。
以前冬に来たときには結構すいていて
元町はこのままでは寂れてしまうのではと心配しましたが
そんなのはよけいな心配で
今回は十分に沢山の人がいて横浜の底力を見る思いがしました。

元町から横浜市街を歩いて通り抜けて再びみなとみらいに行って
夜景を見てから帰ろうと言うことになって
いつもは車で通り抜けてしまう市街をゆっくり眺めながら散歩しました。

横浜市街を歩く
みなとみらいに戻っては見たものの
いっこうに暗くなる気配はありません。
帰らなくちゃならない時間は迫ってきています。
これでは夜景を見てから帰る計画は実現が危ぶまれます。

よく考えたら
以前夜景を見たのは2月でしたから
今、5月よりも遙かに早い時間に日が暮れていたんですね。
僕たちは夜景を見ることは出来ず
代わりに夕暮れ時の風景をカメラに納めて横浜を後にしたのでした。

写真展でよく見るような美しい風景ですね。

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