東銀座



2009年06月07日


東銀座
銀座の日産ギャラリーが近く閉めるという話を聞いたので
元々自動車が嫌いではない小生は一度見ておくことにしました。
小生は銀座4丁目の交差点の日産ショウルームは見たことがありますけど
日産本社に併設される日産ギャラリーは見たことがなかったんですね。
て言うか「日産ギャラリー近日閉館」のニュースに触れるまで
その存在を知らなかったわけです。

ついでに銀座1丁目方面から東銀座一帯を歩き回ろうという計画です。
近いうちに歌舞伎座も取り壊すという話も聞きましたし
外からだけでも歌舞伎座を見ておきたいじゃないですか。

まずは有楽町線銀座一丁目駅下車で地上に出て
辺りを見回します。
銀座中央通りは強い日差しに照らされたためだけじゃなくて
きらきらと輝いていました。
まことにこの通りは華やかでして銀座に来ても
この通りだけで完結しちゃうんじゃないかと思うくらいです。

今回はその中央通りを背にして東銀座方面に向かいます。
ところが歩き始めてすぐのところで
ちょっと空腹に悩まされていた僕たちを
とりこにする店を発見しました。
その名も「アンリシャルパンティエ」、知る人ぞ知るケーキの名店です。
入り口においてあるメニューを見るとランチもやっているようです。
僕たちは我慢できずにこの店に吸い込まれてしまったのでした。

一階がケーキ店、地下がレストランになっています。

美味しい料理を食べた後にせっかくのケーキの名店ですので
ケーキを頂きました。
もちろんケーキは絶品のおいしさでありました。
意外と大柄なケーキだったのも面白かったです。
ああいう高級っぽいケーキ店だから
ケーキはもっと小さいものだと思っていました。

美味しい料理とケーキを食べて満足の僕たちは
腹ごなしを兼ねて東銀座を歩き回ります。
少し歩いたところで昔入ったことのある
「銀の塔」と言うシチュー屋さんを見ました。

名店「銀の塔」
美味しいシチュー屋さんなのですが
今回は昼食直後なので割愛です。
入りたかったなあ。
そういえば以前京都に遊んだ際に
この店の姉妹店に入ったことがあります。
調べてみたら2003年の1月3日だったですね。
懐かしいです。

さらに東銀座を歩くと歌舞伎座にさしかかります。

威風堂々歌舞伎座の偉容。
改装が近い歌舞伎座はさよなら公演で大忙しです。
チケットを求めるお客さんが長い列を作っていました。
それでも改装期間中は講演収入が途絶えるので
建物のオーナー会社は経済的に大変だと週刊誌で読みました。

歌舞伎座の道路の向かい側に岩手県の物産館がありまして
ここでは岩手県名産の興味深い品々が売られています。
僕たちはここで久しぶりに
小岩井のスモークチーズに出会いましたのでこれを購入、
ほかにも大福を二つ購入して
帰宅後の家でのお茶の友にすることにします。
さらに宮沢賢治の
「雨にも負けず風にも負けず」をプリントした湯飲みを買いました。
ベタですね。

ここから少し歩くと日産本社がありますので
ここに目指す日産ギャラリーがあるわけですね。
「日曜日は休みだったりして」
「やめて、だんだんそんな気がしてくるから」
などと言いながらギャラリーに近づくとなんだか様子が変です。
人気がないんです。
さらに近づくとなにやらドアの内側に
来場者向けと思しきはりがみを貼った看板がありました。
そこには
「本社ギャラリーは本社の移転準備に伴い
5月31日をもって閉館いたしました。
8月に横浜に新しくオープンします。」というようなことが書いてありました。

日産前ボーゼンの絵
小生はわずか一週間の差で銀座の日産ギャラリーを見損なったのです。
これは悲しかったですね。

気を取り直してここから中央通りに向かいます。
途中巨大なフカヒレを看板代わりに展示してある店を見ました。

でかいフカヒレです。
これがついていたフカはどれほど大きかったのか想像しちゃいます。
そのすぐ下にフカヒレ定食のサンプルが置いてあって
思わずよだれが出るようになっています。
今度機会を見てここにフカヒレを食べに来ようと思ってしまいました。

中央通りに出てみたらホコテンをやっていました。

やっぱりホコテンが好き。
秋葉原のホコテンが閉じられて久しいですが
やっぱり歩いてみるとホコテンはいいですね。
広い道路を心おきなく歩ける解放感は格別です。
歩いていたらモーブッサンがありました。

悪名高い「MAUBOUSSIN」。いやはや。
先日のダイヤ騒動が記憶にあたらしいお店ですね。
好感が持てない騒動でしたがおかげで覚えにくい店名を覚えてしまいました。
どうせ筆者は行かないから関係ありませんですが。

地下鉄日比谷駅まで歩いて
地下道で有楽町駅に抜けて
有楽町線にたどり着いたときは
僕たちはすっかり疲れて我が町までの一直線の電車の中
その行程のほとんどを眠っていたのでした。
よく寝過ごさなかったものだと思いますね。

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