川崎大師



2009年01月12日


川崎大師
連休ですので町歩きの虫が騒ぎます。
それで今回は初詣をかねて
川崎大師まで出かけてみることにしました。
川崎大師は
真言宗智山派大本山金剛山金乗院平間寺
というのだそうです。
ご本尊は厄除け弘法大師なのだそうです。
筆者は真言宗智山派の身でありながら
まだ川崎大師には行ったことがありませんでした。
今回の参拝で長い間参拝出来なかった失礼を
お許し頂きたいと思います。

小生達にしては朝早く9時半頃には
市役所の駐車場に車を止めました。
この時間に駅前通りを歩くのは久し振りです。
まだ空気には朝の冷気が残って吹く風がほおを刺すようです。
休日のせいか町ゆく人も少なくて遠くの町を旅行している
二日目の朝のような気持ちになります。
そう思うと急に辺りの風景が見る物みな珍しく感じられて嬉しくなります。
地方都市を歩いているつもりになる妄想遊びですね。
歩く時間を変えると町が違って見えるというわけです。
僕だけかも。

品川駅は歴史のある有名かつ重要な駅ですが
新幹線の停車駅になってその重要性はまた特別なものになりました。

品川駅、大きいです。
それに伴って駅も巨大化して駅周辺も超高層ビル群になりましたですね。
小生は2003年にこの地区を歩いておりまして
ただただびっくりしたのを覚えております。
今回はその品川駅からは出ないで京浜急行に乗り換えます。

不思議な色遣いの京急品川駅。
途中、京急川崎という駅で
京急大師線に乗り換えて川崎大師駅で下車します。

京急川崎大師駅。川崎大師に行くにはこの駅でおります。
するとすぐに川崎大師の参道があります。
この参道は長いだけではなくて両側に商店がひしめき合っていて
お参りする人を飽きさせません。

ここから参道が始まります。結構長いです。
くず餅、飴、今川焼き、煎餅、チョコバナナ、だるまなどが出ています。
変わったところではしばらく前から秋葉原で見かけるケバブの屋台を見ました。
あのような屋台を開くには香具師の
連合会みたいなものに登録したりするんじゃないかと
思いますがどう見ても外国人の店主が
どうやってこの参道で店を開けたのかが不思議です。
秋葉原でも屋台をやってるくらいだからどこでも大丈夫なんでしょうねきっと。

お正月休みとおぼしき店の前では抜け目なく
屋台が店を出していますので商店の隙間はほとんどありません。
今日が松も明けた1月12日であることを考えると
三が日のこの参道の混雑が想像出来るというものです。
凄かったでしょうね。
参道をしばらく進むと右折してすぐのところで
いよいよ近づいて仲見世に至ります。

川崎大師仲見世。向こうに山門が見えます。
混雑緩和のため往路の客はここから迂回して
仲見世を通らせて貰えるのは復路です。

迂回してやっと川崎大師の山門に至ります。
山門をくぐるといよいよ本堂が見えます。

おお、これが川崎大師様。
やっぱり想像通りの巨大伽藍でありまして
「流石有名な川崎大師様」とその迫力に気圧されてしまいました。
やっぱり弘法大師様は凄いです。
巨大建築は僕をだますのには効果がありそうです。
境内はあちこちそこら中に屋台が出ていました。
焼きそばとかチョコバナナとかおでんとか甘酒とかですね。
皆さん店の前で立ち止まって
おでんとか焼きそばをはふはふやっていました。
ほかにもおもちゃさんとかカードを売っている店もありました。
中には射的みたいなものもあって、久し振りに見ました射的。

ずいぶん時代を戻ったような錯覚にとらわれながら境内を巡り歩いて
少しお腹が空いてきました。
ただ残念ながらここの境内には食べたいものが無くて
僕たちは品川に戻ってから昼食をとることにしました。

帰り道の参道に達磨屋さんが何軒もありました。
店頭に山のように置かれた達磨が道行く人を誘います。

川崎大師と言ったらだるまですよね、やっぱ。
つい一つ買いたくなりますが来る途中見た
駅のそばの達磨屋さんの方が安かったような気がして
ここではまだ買いませんでした。
結局帰り道のどこでも買うことはなくて
達磨はまだ我が家にありません。

京急に乗って一眠りしていると品川駅に着きました。
品川駅についてJR乗り継ぎ改札を抜けてJRに入ります。
JR駅構内のレストラン街に薩摩屋敷という和風レストランがありましたので
ここで昼食をとります。
美味しい昼食でお腹いっぱいになったあと
僕たちは今旬のエキュートを徘徊した後
改札の外に出て品川駅周辺を散策してみたくなりました。
僕たちは京急からJR改札内に入ったばかりで
まだJRには乗っていません。
従って事情を話せば駅の外に出られるはずです。
それで駅員さんにお願いしようと思って
Suicaを取り出して改札に向かったら
改札のそばに思いがけない貼り紙があるのを見ました。
その貼り紙には
「京急から当駅に入った人が改札の外に出るには
130円の費用がかかります」と書いてあったのです。
どうやら入場料の扱いらしいです。
僕たちは130円払ってまで品川駅周辺を見たいわけではありませんので
今回はこれを諦め一路我が家に向かったのでありました。

品川駅で見た素敵な郵便ポスト。
これ以上歩くと疲れるから
今回は品川見物はやめようということになったのです。
明日からはまた仕事ですので。
最近町歩きすると疲れが残るようになったです。
おとなしく家に帰ってお茶でも飲んでゆっくりするべし、ですね。

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