広尾麻布表参道
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広尾の駅を起点に都内を散歩しました。
まずは駅から徒歩数分の有栖川公園に向かいます。
途中にはナショナル麻布スーパーマーケットがあります。
外人さんで一杯のオシャレなスーパーマーケットですね
道を挟んでその隣には有栖川公園があります。
起伏に富んだ公園の中には
池が配されてあちこちに小さな橋が架けられています。
池の周りでは子供たちが楽しそうに遊んでいます。
今回の散歩では道筋のあちこちに警官が立っているのが目につきました。
暑いのに制服を着込んでご苦労様なことですが
やっぱり世界のあちこちにテロが起きたりしているせいでしょうか。
さらに進むと有名な愛育病院の前に出ます。
産婦人科の病院として非常に有名な病院であります。
有名人御用達、愛育病院
この前を通り過ぎて右折しますと
名門の麻布中学麻布高校の前に出ます。
開成中学武蔵中学と並んで
中学受験界の御三家と言われる中学であります。
超名門、麻布学園
この道をまっすぐ進むと大韓民国の大使館がありました。
大使館の周辺はさらに警備が厳重な印象でした。
怖くて写真は撮りませんでした。
このまま歩くと麻布十番に出ます。
この都会の一等地は意外にも下町の雰囲気を併せ持っていまして
街ゆく人も生活臭にあふれています。
何気なく外人さんの割合が多いのには驚きますが
沢山の大使館がひしめき合っている地区ですので当然のことなのでしょう。
でもやっぱり麻布はお洒落ですね
ここまで歩いて既にお昼を過ぎてだんだんお腹が空いてきました。
麻布十番商店街を歩いていくうちに鰻屋さん「宮川」を見かけたので
ランチメニューの鰻丼を食べてみることにしました。
味も良く量も充分の大正解の鰻丼でありました。
満腹になって満足してさらなる冒険に出かけます。
麻布十番通りのまっすぐ先には
あの六本木ヒルズが威容を誇って立っています。
いつ見ても凄い建物です
今回我々は六本木ヒルズは目的ではありませんのでここをパスして
麻布トンネルをくぐります。
このまま歩くと常陸宮邸のそばを通ることに気づいて
お屋敷の門だけでも拝見してみたいと思いました。
何しろ常陸宮様は今上天皇の弟君ですから凄いです。
どんなお住まいなのか見てみたいじゃないですか。
お屋敷は高い塀に囲まれて中の様子は窺い知れません。
それでも大きく回り込んでついに門と思しきところを発見しました。
うっそうとした林に包まれた常陸宮邸の門
道路から入っていって門に近づくと
門の脇に詰めていたお巡りさんが飛び出してきて
「どうしましたか」と僕たちに聞きました。
「いや、ちょっと見学に来ました」と答えましたらお巡りさんは
「見学はここまでですよ」と言いました。
それはそうでしょう。
さらに私たちを探るように見て
「暑いですね。今年は蒸しますね。今日はお散歩ですか」などと言うのです。
「暑いですね、僕たちは門を見たかっただけですので
これで帰ります。お騒がせしました」と言った僕たちがその場を立ち去るまで
お巡りさんは僕たちの方を見ていました。
僕たちはきわめてソフトに追い払われたのでした。
僕たちが夫婦で歩いていたのでこの程度で済んだのだと思います。
きっと僕一人ならもう少しきつく誰何されたものと思われます。
お巡りさんの勤勉さとご苦労には頭が下がりますが
僕はこの中にお住まいの常陸宮様と華子様の
窮屈な日常に思いをはせてお気の毒なことだなあと感じました。
青山学院のキャンパスの脇を通って表参道に向かいます。
このあたりの有名な地名のそれぞれがとても近いのでいつも驚きます。
あまりの暑さに歩き疲れてプロントと言う喫茶店に入りました。
冷たいものを補給して元気を取り戻します。
とってもオシャレな表参道、日本の街角の風景とは思えません
原宿の表参道にオリエンタルバザールという
外国人向けのおみやげ屋さんがあります。
この店には通常日本人があまり目にすることがない
微妙な和服や奇抜なデザインのTシャツ
漆塗り風のオルゴール付きジュエリーボックス
模造日本刀の大小などが所狭しと並んでいます。
我々日本人の目から見ると
外国人が日本を誤解してしまうのではないかと思うようなものが多いのですが
この品揃えがよその国の人には魅力らしくていつ行っても大混雑です。
ちょっとださくて面白いオリエンタルバザール
招き猫は右足を挙げているものはオスでお金を招き
左足を挙げているものはメスで人を招くと言うことをこの店で知りました。
ほんとかよって思ってネットで調べたらおおむねそう言うことのようです。
そうだったのか。
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