スカイウォーク



2007年09月25日


スカイウォーク
今年の4月に横浜に行ったときに貰ってきた
横浜観光案内のパンフレットを見ていたら
横浜ベイブリッジの大黒埠頭側の橋脚に
スカイラウンジと言う展望台があると書いてありました。

ベイブリッジ全景
それによるとスカイウォークという
ベイブリッジ付属の散歩道を通って橋脚まで移動して
展望室に行くと言うことです。
行く途中、横浜の町がよく見えるらしいんですね。
面白そうじゃないですか。
展望室があると聞いて押さえておかない訳にはいきませんので
日曜日を一つつぶして行ってみることにしたのでした。

ネットで下調べをしてみると
JRの鶴見駅からバスに乗って行くのがよいようです。
もちろん車で行くのも選択肢の一つですが
最近車に乗るのがだんだん億劫になっておりまして
やっぱり電車の座席に揺られてうとうとしながらの移動に
身体が慣れてしまったのですね。
運転はそれなりに緊張しますからね。

うちの方からはJR武蔵野線で北朝霞から乗って
南浦和でJR京浜東北線に乗り換えれば
あとは鶴見まで一直線です。
意外と川崎とか鶴見とか横浜とか行きやすいですよね。

JR鶴見駅
鶴見駅からスカイウォーク行きのバスは
一時間に一本でちょっと少ないです。
ちょうどお昼時でしたのでバス停のそばの店で
サンドウィッチを食べました。
美味しかったです。
あの店なんて言ったっけ?
とにかく鶴見駅東口バス停一番乗り場前のサンドウィッチ屋さんですね。

時間が来てバス停に戻ります。
スカイウォーク行きは17番の路線だそうです。
このバスは最初大黒埠頭に向かい
僕たちの目指すスカイウォークを目の当たりにしながら
これをやり過ごして大きく東にそれてしまいます。
だんだん目指すところを離れて不安になる頃
大黒海釣り公園なるところを経由して再び大黒埠頭に戻って来ます。
そのうえでやっとスカイウォークに立ち寄るという寄り道三昧なバスです。
おかげで大黒税関前とか横浜植物防疫所とか
普段あまり目にしないような看板を見ることが出来ました。
いや別に見たくはなかったですけどね。

それでもやっとベイブリッジの足元にたどり着いて
スカイウォーク前の停留所でバスを降ります。

立派なバス停、一時間に一本だけど。画面左にベイブリッジがあります。
僕たちが目指してきたスカイウォークは
三つのエリアで構成されているそうです。
地上から遊歩道までのエレベーターがあるスカイタワー
ベイブリッジの両側に取り付けられた空中散策路のスカイプロムナード
橋脚に取り付けられたスカイラウンジ
なのだそうです。

空につながる階段。
まずはスカイタワーで入場券を購入します。
一人600円二人で1200円です。
ロビーは閑散としていてわずかに家族連れを数組見るだけです。
エレベーターで遊歩道に出るとそこはもうスカイプロムナードです。

横殴りの雨の日はたぶん通れないと思われる開放感です。
この歩道は僕たちの予想に反して窓ガラスに保護された歩道ではなくて
外の風がふんだんに吹き込むオープンなものでした。
ただし転落事故を防ぐためか
おおむね一桝が5センチ四方ほどの目の細かい金網に囲まれていました。
所々風景写真を撮る人のために
大きい桝が設けてあって笑えましたですね。

備え付けの望遠鏡は無料で使えます。
このスカイプロムナードの金網ごし遙か向こうに
横浜のみなとみらいが見えます。

横浜みなとみらい遠景
当たり前のことですが今横浜にいることが実感されます。
ここは海面から50メートルの高さだそうですが
足元が透けて見えないのが救いですね。
海越しに見る横浜の町を楽しみながらのんびり歩いていくと
所々椅子が設置してあって休憩できるようになっています。
試しに座ってみるとなかなか気持ちがよいようです。
お年寄りの方が途中休めるようにという配慮のようですが
僕にはまだ必要有りません。

海から目を転じて橋の方を見てみると
自動車がかなりの速さで走っています。
この橋は二階建てのようですが僕らが見ているのは
下の階ですのできっと上の階は高速道路なのでしょうね。
それより僕たちは遊歩道と道路の間の保守管理用と思われる
簡素で機能的で危険な感じの狭い歩道に目を奪われました。
あれは怖いでしょ。

50メートル下は海。橋の管理の仕事じゃなくて良かったです。

長いスカイプロムナードを歩き終わると
スカイラウンジの到着します。
円盤形に橋脚に作り付けられたスカイラウンジの窓は
大きく円弧を描いていてまるで高級客船に乗ったみたいな気分になります。
豪華客船には乗ったことがないので
本当はどんな風なのかは知りませんけどね。

豪華スカイラウンジ
スカイラウンジの窓からは横浜の町が間近に見えます。
みなとみらいのインターコンチネンタルホテルや
パシフィコ、クイーンズスクウェア、ランドマークタワーが
思いがけず大きく迫って見えます。

船室から見る横浜の町(のつもり)
視線を左に移すと赤レンガ倉庫の屋根が見えます。
さらにその左には赤いマリンタワーが見えるのです。

やっぱり横浜に入港する船から見たらこんな感じなんだろうなと思いますですね。

港の外の方を見ると左右から突堤が伸びてその先端部にはそれぞれ
右の突堤には白い灯台、左の突堤には赤い灯台が設けられています。

色で区別して事故を防いでいるんですね。

突堤の外は広々とした大海原ですね。
海の外をまっすぐ行けばアメリカという訳ですね。
よく見ると海の向こうに陸地が見えるようですので
もしやアメリカかもと思いましたが
窓のガラスにかかれた説明図によりますと
向こうに見えるのは房総半島なのだそうです。
おかしいと思った。

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