ミッドタウン



2007年06月03日


ミッドタウン
今回はまだ行ったことがないミッドタウンに行ってみることにしました。
ミッドタウンの近くには国立新美術館もあって
こちらでは今「モネ展」をやっているそうじゃないですか。
そちらも併せて押さえておきたいものです。

ミッドタウンは六本木ヒルズと並ぶ
東京を代表する高層ビルを擁する再開発エリアですね。
今年の正月に浜松町の世界貿易センターの展望室から見た
東京タワーの向こうに六本木ヒルズとミッドタウンの二つの高層ビルが
微妙な距離で並んでいたのを思い出します。
当時はまだミッドタウンは開業していなくて
筆者はこのビルを認識していませんでした。

東京メトロ日比谷線の六本木駅から有名なアマンドのある交差点に出ます。

あまりにも有名な六本木アマンド
この交差点から徒歩3分ほどのところにミッドタウンはありました。

六本木ヒルズのビルが丸っこいのに比べて
ミッドタウンのビルはあちこち角張っています。

高級感溢れるミッドタウン、リッツカールトンホテル
それに随所に格子状の意匠が施してあって全体に「和」のテイストなんですね。
うわあ、どっかで聞いたような紹介ですね。
何より驚いたのはその贅沢な空間の使い方ですね。
全体に広々としているんですね。

竹と水に囲まれた瑞々しい空間
ビルとビルに挟まれた空間も広いし
建物群の奧に広がる庭園もかなりの広さです。
素晴らしいことでありました。

ところで僕たちは昼食を摂らずにここに来ましたので
この街で何か食べようと思っていました。
インフォメーションでパンフレットを貰って昼食をとる店を物色します。

インフォメーションもお洒落です
ところがいざ食べようと思うとどの店も大混雑で長蛇の列です。
そのうえどの店も創作料理だかエスニック料理だか知りませんが
筆者が二の足を踏むような店ばかりです。
ざるそばとか鰻とか天丼とかを食べさせる店は無いようです。
もっとあっさりした和食の店を増やして欲しいです。

僕には食べるところがないミッドタウン
仕方がないので空腹のまま国立新美術館に向かうことにしました。
行く途中にでも軽食やコーヒーを飲ませるところが有ればいいと思ったのです。
しばらく歩いてみましたが適当な店が見つからないまま
目指す国立新美術館に着いてしまいました。
国立新美術館は柔らかい曲線でデザインされた美しい建物でした。

何となくなまめかしい雰囲気の国立新美術館
おまけにほぼ全面がガラスで覆われていて繊細な印象が作られています。
素晴らしい建物です。
それにしても「新」の字を正式名称に採用してしまうのはいかがな物かと思いますね。
30年後にも国立新美術館と名乗り続けるのでしょうか。

現在この美術館ではモネ展が開かれています。
あの日傘の女性のモネですね。

我ながらそっくりに描けちゃいました。著作権大丈夫かな
僕たちは空腹なのを忘れて思わずチケットを購入、
とりあえずモネ展を見ていくことにしました。
だってモネ展ですよ、見ないわけにはいかないじゃないですか。

で、館内に入ってみるとやれ嬉しや
ロビーにコーヒーとサンドウィッチを出す店があるじゃないですか。
僕たちはさっそくここで腹ごしらえをすることにしました。
卵ハムサンドウィッチとコーヒーをいただきました。
失礼ながら期待を大きく上回るおいしさで大変嬉しかったです。

お腹がくちくなって幸せになった僕たちは
いよいよ待望のモネ展に向かいました。
モネ展のすばらしさは言うまでもないことであります。
あのモネの世界が膨大な出品点数で丹念に紹介されている
素晴らしい美術展でありました。
7月2日までやってますからまだ見てない方はおすすめです。

日曜日だったせいか場内はかなりの混雑でありまして
それぞれの絵の前の人だかりの頭越しに絵を鑑賞します。
特に気に入った絵の時だけ図々しく絵の前に陣取って鑑賞します。
絵画鑑賞のつまみ食いですね。
お行儀の悪いことです。
そう言うことが出来る程度の人混みだったわけでこの点はラッキーだったですね。

モネの絵を十二分に愉しんで会場を出てきたら
さっきはすぐに入れた入り口に長蛇の列が出来ていました。
会場整理のお兄さんが出ていて
「ただいま入場制限をしております」と叫んでいました。
つまみ食い鑑賞法が出来たのは混雑のピークよりも少し早く入った幸せだったようです。

このあと
地下にある「Souvenir From Tokyo:SFT」(東京のおみやげ)という
不思議な名前のミュージアムショップを見て見聞を広げた後、
疲れた足をひきづって帰路についたのでありました。
例によって地下鉄の座席は僕たちの安眠を確保してくれたのでした。

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