神楽坂再び




2011年06月26日


神楽坂再び
神楽坂はもう何度も行きましたが
街は生き物ですから時々行ってみないといけません。
勝手に店が入れ替わったり
新しいビルが建ったりいろいろ変化しています。
そういうわけで今回は神楽坂再訪です。
うしろだシリーズでは8年ぶりの訪問ですが
その後も友人たちとの食事会などでこの街は何度も来ています。
でもいつもよく見ないで通り過ぎているんですね。
8年前にこの街に来たときにお堀に浮かぶカナルカフェというお店で
ランチをいただきましたが僕たちが入った少し後からこのお店はブレークして、
いつ通りかかっても行列が出来ていて
入ることが出来ないお店になってしまいました。
あんまり混むのもどうかと思いますね。

入りやすいカナルカフェ併設店。

それで僕たちは少し離れたところにある
日仏会館のレストランで昼食をとることにしました。
庭にテーブルとパラソルを置いて屋外レストランです。

フランスっぽいでしょ。行ったこと無いけど。
おいしいランチをいただいて大満足です。
僕たちは神楽坂の下まで戻って神楽坂を登り始めます。
まず坂を上りはじめてびっくりしたのは
見たことのないビルがあったことです。

このビルに理科大の一部が入っているんです。
よく見ると東京理科大学の一部のビルが神楽坂に面しているようでして
その中にテナントが入って商売している複雑な様相です。
小生も坂に面した1階は商売していた方がよいと思います。

その先は見慣れた風景が続いて善国寺に至ります。

善国寺は毘沙門天をご本尊とする日蓮宗のお寺のようです。

このあたりから坂はほぼ終わり傾斜が無くなります。
歩きやすくなりますのでもう少し足を伸ばします。
間もなく神楽坂上の交差点につきます。
この交差点から向こうには未だ行ったことがないので
今回はこの先に足を踏み入れてみます。
人跡未踏というわけですね。(違います)

不思議なもので交差点一つ隔てると商店街の様子はがらりと変わって
商店の数はぐっとまばらになります。
やっぱり商店がまとまってるからこそ集客力があるんですね。
歩く人の数も少ないようです。
さらに進むと真新しい神社がありました。
こんな都心部で新しい神社に出会うとは
思っていなかったのでびっくりしました。

広々とした境内。開放的な社殿。
もちろん神社として新しいんじゃなくて社殿が新しいのですが凄いことですよね。
おまけに本殿に面して左方向に蛍雪天神という
聞き慣れたような名前の神社がありました。
これはこの地にあって戦災で焼失した北野神社を
旺文社の寄付で蛍雪天神として再興したものなのだそうです。
やっぱり。

蛍雪天神は天神というくらいですからもともと学問の神様、菅原道真の神社だったんですね。
赤城神社そのものも2、3年前までは
昔風の風情のある神社だったようです。
ネットで昔の写真を見ましたが昔の社殿も良かったです。
ただ管理する神社にとってはご苦労が多かったのだと思います。
ここで携帯ストラップを求めて記念とします。
浪人一年目で肺結核を患い大学にはいるまでが
人様よりも異様に長かった小生にとっては
「蛍雪」は懐かしい響きなのではありました。
今回はずいぶん神楽坂を深く直進しました。
このまま行くと早稲田に到達するはずですが
それには飯田橋の駅からここまでの距離のさらに二倍ほど歩くようですので
今回はここまでで帰路につくことにします。
また明日も仕事だし。

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