国立



2006年12月24日


国立
ずっと以前に所用で国立の街に行ったことがありました。
そのときは用事に気を取られて
街をあまり見ることが無くて少し心残りでありました。
それで今回はその国立の街を
今少し歩いてみることにしたのであります。
例によって朝の遅い僕たちが国立の駅のホームに降り立ったのは
写真の時計が示すようにすでに午後1時40分でありました。

中央線国立駅ホーム
そんなに遅くて大丈夫かという疑問はさておいて
今回も晴天に恵まれてお散歩日和の国立の街なのでありました。
ところで噂には聞いていましたが
国立駅はどうしたことか
あのシンボリックな三角屋根の国立駅舎を取り壊して
今は仮の駅舎になっています。

どうやら全く別の駅舎が建つことになりそうです。

美しい駅舎だったのに残念なことです。

駅前は非常に広々としておりまして
多くの車がスムースに交通しておりました。
しかし今回は休日ですので
平日にはまた違った混雑があるものと思われます。
きっと普段は「これじゃ狭い」って感じるのだと思います。

そう言われてみるとちょっと狭いかも。(おい!)
駅前通りは車道と歩道の間に
不自然なくらいの広い植え込みがありまして
広い歩道には沢山の自転車が止めてあって
歩行者にとってははなはだじゃまであります。

植え込みを削って駐輪場を広げるべきでしょう。
現状では歩行者が自転車にぶつかりそうで危険です。
有名なスーパーマーケットの紀伊国屋の前などは
大変狭く感じましたですね。

植え込みと自転車が歩道を圧迫しています。
紀伊国屋は面白そうで素通りできなくてしばらく店内に遊びました。
家人は色々な食材を楽しそうに眺めていました。

更に進んで商店街が途切れると
左右に彼の有名な一橋大学のキャンパスが広がります。
この辺まで来ると商店街が途切れて
自転車はじゃまではなくなります。
しかし歩道に面して設定された
市営の無料駐輪場は自転車でいっぱいです。

どうやら国立の街は自転車の街のようです。

一橋大学は学生さんが冬休みらしくて
キャンパスは閑散としていました。
門のところの守衛さんに挨拶して
構内の見学をさせていただきました。
守衛さんは僕たちの見学希望を聞くと
「どうぞ。ただし建物には入れません」と見学を許可してくれました。
きっと受験生の親に見えたのでしょう。
受験生の親ですけどね。
一橋大学のキャンパスはそれはもう素晴らしくて
広々として厳かで凛とした空気が張りつめていました。
寒いですからね。

校舎はどれもレンガ造りでかっこよくてなんかもうアカデミックです。

ひとしきり構内を見学してまた国立の街に出ます。
この街は大学通りを中心として
東西に翼を広げたように広がりがありますね。
その両翼を少しずつ歩きました。
途中で紅茶専門店の「葉々屋」で紅茶を買ったり
喫茶店の「コロラド」でコーヒー豆を買ったりして
のんびりと歩き回りました。

そろそろ撤収して帰ろうとしたら
十円まんじゅうなる小さなおまんじゅうのお店を見ました。

おまんじゅうの店!
この店は最近ほかの街でも見たような気がします。
ここはチェーン店であちこちにお店を出しているようでして
どうやらここ国立では始めたばかりのようです。
箱代を含めて20個入りで220円という価格にひかれて
これも一箱購入、心弾む帰り道になったのでありました。

この状態で二段入っていて20個ですね。

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