東大五月祭




2005年05月29日


東大五月祭
本郷の東京大学の五月祭を見てまいりました。
一度見てみたかったんです。

家を出るのが遅くなったので
地下鉄丸の内線本郷三丁目の駅で降りたところで11時半でした。
もうすでにお腹が空いてしまいました。
仕方がないので
駅を出てすぐのところにあるAUX DELICES DE HONGOという
店の1階のカフェでお昼をとりました。
2階はレストランだそうです。
おいしいお店でした。

少し歩いて東大の赤門につきます。

                       加賀前田藩の江戸屋敷の門ですね
これをくぐると東大構内です。
五月祭の熱気が構内に満ちています。
ひと、ひと、ひと、でたいへんな混雑です。

構内にはいるとすぐに模擬店の学生さんが
「焼きそばお昼にいかあですか?」と寄ってきます。
まじめそうな好感の持てる学生さんでしたが
残念ながら僕たちはお昼直後でお腹がいっぱいです。
もっとお腹を空かせてくれば
買ってあげられたのに申し訳ないことをしました。

試しに一つ建物に入ってみましたが
スマトラ沖の地震のメカニズムに迫るとかいう難しそうな
掲示とスライドと実験をやっていました。
特に実験のコーナーでは水を満たした細長いケースを前に
学生さんが津波の起きるわけをかみくだいてしかも熱く語っていました。
長くはその場にはいませんでしたが
説明は分かりやすかったです。
ただ声が大きすぎです。
熱が入っていたのですね。

人混みにもまれながら構内を進むと
なにやら大変な人だかりがありました。

               グループでの見事なダンス、盛り上がってました
近くに行って人垣の中をのぞき込んでみると
20人くらいの人が
そろいの衣装を付けて音楽に合わせてダンスをしています。
よく練習した見事なダンスでした。
少し見ていると音楽とダンスが終わりましたのが
すぐまた次の組が出てきました。
いくつもの組が次々とグループでのダンスを披露する趣向ですね。

その場を離れて土手を上ると安田講堂の前に出ました。
講堂の前にもステージが作られていて
バンドのライブをやっていました。

                          今は昔の安田城前広場ですね
安田講堂の脇の階段を下って生協をのぞきます。
コンビニみたいな品揃えで結構おもしろいです。

                               老朽化が目立つ生協
ここから少し歩いて付属病院の方に行ってみました。
筆者は患者として33年ほど前にこの付属病院に通っていましたので
このあたりに風景は懐かしいです。
    
旧外来棟                           現外来棟
小生が通院した建物は残っていましたが
今は病院外来としてではなくて研究施設になっているようです。
病院外来は隣に新しい建物が建てられていました。

方向を変えて北に進むと門がありました。
どうやらこれが弥生門であります。
あの弥生式土器の出土で有名になった地名ですね。
いつの話だよ。

                             弥生門、初めて見ました
門を離れて工学部ゾーンに進むと
雷を起こす実験を見せますとか
たたらを見せますとか
いかにも工学部らしい展示が目白押しです。
ただ模擬店のゾーンからはかなり離れているため
お客さんはまばらでありました。
それでも目指してこの工学部を見に来る人たちな訳ですから
お客さんの熱心度は高いようにお見受けしました。
  
   鉄骨を上手に配したデザインの工学部8号館、こういうの好きです
ちなみに工学部8号館は非常に魅力的な外観でした。
この建物にあこがれて工学部に来る人がいるんじゃないかと思うほどです。

                   銀杏並木の奥深くに安田講堂が見えます
一回り東大構内を探検した僕たちはここまででもう疲れてしまいました。
東大正門まで帰ってきて安田講堂方面を見てそのあまりの人の多さに
少々人当たり気味でありまして
早々に帰路に就くことにしたのでありました。

                赤門のほうじゃなくてこっちが正門なんですよね
少々歩き疲れたものの
普段なかなか立ち入ることの出来ない東大の中の方まで
探検できましたので5月祭見学は大変面白かったのでした。

戻る





戻る